東京国際映画祭学生応援団

ヴァージン・スーサイズの東京国際映画祭学生応援団のレビュー・感想・評価

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)
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ミニシアター巡り⑥ 目黒シネマで鑑賞しました!

子どもが大人になる特別な時間。
失うものもあれば得るものもたくさんある時間。
そんな分岐点にいる若者たちの物語。

異性に対する特別な気持ちであったり、親に対する不満、周りからの視線、えも言われぬ孤独感、くだらない妄想、自分だけの複雑な感情。

そのどれもが自分を苦しめ、悩ませ、時には楽しませて人生を難しくしていく。

この映画は誰しも一度は経験したことのあるこういった気持ちを上手く表現している。

彼女らが何を思っていたのか、彼らはどうして彼女たちを知ろうとしたのか。

答えはわからないけど、この時代の私たちにもきっとそんな時があったと思う。

ファッションレーベル「MILKFED.」立ち上げの1人であり、映画監督や脚本家、女優などマルチにこなすソフィアコッポラの初監督作品。
是非ご覧ください。

《鑑賞者:こうじ》