若い頃みたかわいい映画。
とはいえ、タイトル通り
少女達の自殺の映画。
ストーリー的なストーリーは無く、
思春期の秘めた想いや衝動を
キラキラした映像と共に表現している。
にしても、純粋日本人の自分はこの世代の頃が生後1番おブスだったが
比べてなんと彼女達の美しいこと‼️
末っ子以外はみんな基本ニコニコしていて自殺の理由はあまり読み取れない。
から、初見ではよくわからない。
小説も読んでたのに更によくわからない。
(若い頃、お金が無いので観たい映画は小説から入ることが多かったが、これもそう。
こちらはミニシアター系なので田舎のレンタル屋にはビデオ置いてなかった。)
よくわからないなりに
ひとりひとりの表情に浮かぶ憂のようなものがあるような気になってくる。
キルスティンの役どころは特に強く感じるけれど。
この頃は体力がずば抜けているし、感受性も豊か。痛い程にひとつひとつの事象を感じ取っている。
熱いを超えて痛みを感じてしまう。
冷たいを超えて痛みを感じてしまう。
反面若さ故、欠けがちなのは精神力。想像力。
こんなにもキレイな映像世界の中で
彼女らの見る世界には
色が無かったのかもしれない。
「なんかつまらん。」でひとっ飛びできてしまうのだ。
そういうお年頃なの。
ただのオシャレ映画といえば
鬼サブカルオシャレ映画。
なんとなく日本のカルト映画HOUSEを思い出す。