彼女らを羨望の眼差しで見つめる「ぼくら」の視点。
音楽の使い方があまりにも秀逸だった。淡い光の中の少女たちの儚げさ。まあでもラックス以外の姉妹ももう少し深掘り欲しかったなー。あと、ほんとに過保護って良くない。抑圧されちゃうよ。抗いたくもなるよ。
ちなみに、ソフィアコッポラがこの映画を作った経路としてサーストンムーアから原作である『ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹』を教えてもらったからなんだと。そんな交友関係あったのか。
誰もが通る、どこか鬱屈とした奇妙な時間である思春期。ティーン映画として重要な立ち位置な映画だろうねー。