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ヴァージン・スーサイズのTMのレビュー・感想・評価

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)
3.7
今更ながら鑑賞。ソフィアコッポラ映画はなんとなく敬遠してしまいがち。好きなはずなのにタイミングを選ぶ。
もう少し前に見ていたらたぶん危ういティーンエイジの儚さみたいな漠然とした印象だったと思うけど、いまならわかる毒親問題。
キャスリンターナーってのがメタファーだったのかも。シリアルママだし。
キルスティン・ダンストの存在感は勿論の事、その他の4姉妹も眩いばかりに魅力的!
(ここの説得力、凄い!) まるで美しい動物の群れのように美しい。
同時に語り部となる男の子達の"おぼこさ"が対象的。
トリップ(ジョシュハートネット、ブラックミラーとかにも出てるらしい)のクソさ加減がリアルで辛い。グラウンドにやり捨て。その後リハブっぽいところに入っていた(ちゃんと落ちぶれた)のがまだ救い。
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