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ヴァージン・スーサイズのやのレビュー・感想・評価

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)
5.0
"先生は13歳の女の子じゃないもの"

思春期の女の子の脆くて儚い存在。

きっと誰かに分かってもらったり認めてもらいたい訳じゃなくて、彼女達の思い描くファンタジーのような理想を母親に押し込められる現実の日々。何をしたって変わらず理想に近付けない現実に藻掻き苦しんでいるようなかんじ。

レースや花柄のガーリーなお部屋に神秘的な十字架やマリア様の置物。もう神様にお祈りするしかなかったのかな
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