キングボブ

ヴァージン・スーサイズのキングボブのレビュー・感想・評価

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)
3.8
ソフィア・コッポラの代表的な作品。
自分としては「ロスト・イン・トランスレーション」の方が好きだったかな。

厳しい両親に抑圧された生活を送る5人の美人姉妹…
トルコの「裸足の季節」に非常によく似た設定であるが、今作がオリジナルらしい。

過保護=子離れできないバカ親の自己満足と考えている自分としては、今作の全てが胸糞であり、タイトルから何からネタバレしてしまっているが、見終わった後の絶望感にやられてしまう。

キルスティン・ダンストはどうしても好きになれない女優だが、今作は彼女史上もっとも良かったんじゃないかな…

ジョシュ・ハートネットは若かりし江口洋介みたいで笑ってしまったが…
ラックスがあっさりとこの外見に落ちてしまったところは残念だったなあ…

脚本が良かったので、そこまで悪いわけではなかったが、謎も多く救いのないストーリーなので、元気な時に見ることをお勧めしたい作品。
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