終始漂う死の匂い。それは恐ろしいとか気持ちが悪いとかそういう類のものではなく、神格化された美しいもの。
目を引く、ブロンドの彼女たち。少年たちのあついあつい視線。ラックスを批評するトリップのことば「彼女は移ろう世界の静止点」にどれだけ惚れ込んでいたかを知る。
五人それぞれの独特な儚さ可愛らしさにこっちまでどきどきしちゃうじゃんね!気まずげにキスをする瞬間なんかこっちまで恥ずかしい。少女たちに対するカメラワークが官能的。椅子の下、生脚で脛をなぞられたら食事どころじゃあないよなあ。上半身はだぼだぼ、裾は長く作られた色気のない揃いのドレスも、桃酒の瓶に合ってとびきりかわいかった。
アンニュイな音楽もいい、サントラ聞こう〜〜