小春

リメンバー・ミーの小春のネタバレレビュー・内容・結末

リメンバー・ミー(2010年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

どうしようもなく泣けた
そうだよね
あの日、これからの人生に対してやっと前向きになれた誰かもきっといたはずだよね
でもそんな方たちも含め様々な人が容赦なく巻き込まれてしまったんだよね
終盤にかけてストーリーは前向きになってたしよくなってたはずなのに音楽だけがずっと切なく暗い音を奏でてて
これから何かが起きることを示唆してて
どうしては分からないけどとても悲しくて辛くて
タイラーが高層ビルの窓辺に立ってる描写と時代背景を照らし合わせてよく考えるうちにとある可能性に気づいて
勘違いであってほしいとずっと願った
でも黒板に書かれた文字が残酷すぎるほどに現実を突きつけてきた
やるせなかった
映画全体が重い雰囲気で、家族の問題や主人公の心の叫びや葛藤や辛さがありありと描かれている演出や演技がどうしようもなく心に刺さって
自分の問題とも重なって涙が止まらなかった
そしてあのラスト
しばらくは観たくないけどすごく心に残った映画の一つになった
大好きです
小春

小春