しねま大福

アリバイなき男のしねま大福のレビュー・感想・評価

アリバイなき男(1952年製作の映画)
3.9
前半のロケ映像がよかった。この時代のアメリカの地方都市の雰囲気がカッコいい。それとこの映画は衣装がいい。80年代の日本で流行した「ルーズ・フィット(ソフトスーツ)」のソースがこの時代。いわゆる黄金の50年代アメリカ。低いゴージライン、ノー・ベントのジャケットにタック入りのパンツ。全体にゆったりしたドレープ感のあるスーツ。今どきの若者からは「おじさんはダボダボのズボンを履いていてダサい」と言われるのだけど。コリーン・グレイが花を添えているね。オッサンしか出てこない映画なんて観客が暴動を起こすんだろう。
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