あ

血は渇いてるのあのレビュー・感想・評価

血は渇いてる(1960年製作の映画)
3.9
良くも悪くも真面目な人が撮ったんだな〜という映画でした。

巨大広告の目が見えてくる演出や、ベッドシーンのライティングが鮮烈で素晴らしかったですが、セリフ回しにお遊戯感が最後まで付き纏い、物語に入って行けませんでした。

「秋津温泉」の時もそうでしたが、演技が少々臭いので、もう少し抑えてくれないものかと思います。

ただやっぱりゴミ処理場は映えるなぁというのは思いました。「ゲッタウェイ」もそこだけは印象的でしたし。本当ロングショットを綺麗に撮る監督さんだなぁとつくづく思ったり。佐田啓二の危ない眼力も最高でした。
あ