なんか新作がベルリンで上映されてたってことで、一番最初に鑑賞したこの作品を久々に見てみた。
主題となる洞で繋がる上下の関係は面白かったし(上からゲロ滴ってくるとか最悪だけど)、何回かある意味不明なダンスシーンもやっぱ意味不明で印象的。
でもこの頃のツァイ・ミンリャン作品ではパンとか手持ちとかが無駄に多い気がして、カメラの存在を意識してしまう場面も多々あったのはいけなかった。(カメラってのはもっと超越的な方が好み)
あと部屋に穴空いた時点で大家に文句言わないのかと思ったけど、もっと象徴的なものだからそれを言ったらいけないんだろうな。