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秋聲旅日記
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『秋聲旅日記』に投稿された感想・評価

徳田秋聲の金沢を舞台にした小説を飛行機が飛び、乗用車が走り、夜景が輝く現代で撮るアナクロニズム。病室の鳥籠と、見下ろす景色の遠近差に惹かれる。ケイコ・リーがピアノを弾き語る「ヂャズ」の時空間が素晴らしかった。とよた真帆の頸を撮る青山真治。

秋聲役の嶋田久作が若き日の蓮實重彦を彷彿とさせる。
うなじのショット、最高。
2回目 2022年12月8日 @アテネフランセ

再見した『軒下のならず者みたいに』『秋聲旅日記』に加えて念願の『海流から遠く離れて』鑑賞。久しぶりの『秋聲旅日記』はデジタルビデオによる移動撮影で溝口的に一定の距離を保ちつつ秋聲を捉えたかと思いきや、あるタイミングで秋聲を追いかけ、突き放されるという変調とそこからまた追い越すという厳格さから緩やかさへの推移が魅力的。気になるのは、人生の節目にあるお絹について語りつつ、あくまで秋聲を通したお絹のイメージが映し出されることで、2人で訪ねるジャズ喫茶でのシーンはそれまでの古典的な繋ぎを無視した大胆なカット割によって幻想性を獲得する。
勿論お絹と共に人生の節目(死期)を迎えている兄の存在もまた重要だろうが、兄とのやりとりは非接触的である(籠の中の鳥)のに対し、お絹との間でささやかなお弁当と日用品のやりとりが車の窓越しに確かに描かれていたことが感動する。中編ながら青山真治の慎ましくも見事な演出の数々に眼が喜んだ。


1回目 2019年1月14日 @東京藝大馬車道校舎

鮎食いたいよね。秋聲が去る時の奥行きに痺れた。

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1963年01月13日

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配給:

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