学校の窓ガラスを割ってしまった少年が遠く離れた村にあるガラス屋まで転校生と共に旅をする話。
アッバス・キアロスタミが脚本を手がけた作品。
「キアロスタミさん、あんたは鬼か!」と思わず憎みたくなっ…
学校のガラスを割ってしまった少年がガラス屋さんにガラスを買いに行く。って内容。それだけ!
たったそれだけのことが映画になるのです。
ハリウッドではしょっちゅう世界を救いまくってるのに、イランでは…
【緊迫感ある愛おしい繊細さ】
端的に言えば[硝子を買って来るだけ」の作品で 人物、構成、ストーリー等 驚異的飾り気の無さだ。
シンプルに加えて極めて最小限であるにも拘らず、時限による焦燥感や …
一時期キアロスタミ作品をよく観ていて、いちばん忘れられないのがこの映画。少年の日常の一部分を切り取った小さなエピソードに、こんなにハラハラさせられると思っていなかった。正確には、遠く離れた場所までガ…
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