子供から見た世界 歯がゆい感じで
アッバス・キアロスタミの脚本
過酷な展開にハラハラする
ラストの7時前の夕暮れのロングショット
1枚のガラスに吹き付ける冷たい雨が美しい
教室の窓ガラスを割って…
最近はまり気味なイラン産キアロスタミ脚本作品。
学校の教室のガラスを割ってしまい、明日までに弁償しないと授業が受けられなくなってしまう主人公のクーチェキ。
金欠の中、何とか友人から借金してガラス…
少年が窓ガラスを学校まで運ぶだけというキアロスタミらしい単純なストーリーだが、小柄な少年に対して窓ガラスは大きいし裸のままだし風は強いし雨は降るしでイージーモードすぎて可哀想だけど笑うしかない。やっ…
>>続きを読む子ども物は苦手だと気づいたのに、また借りてしまった。(あらすじ確認しないで借りてる)
小さい子が、困惑してたり、苦労してる姿は、どうにもしんどくて…
その小さい手と体にはあまりに大き過ぎるガラス…
「子どもの頃、窓ガラスを割ったことがありますか。」
(ジャケから引用)
…あります。小学校で。
ワザとではないけど、投げた箒が窓ガラスに直撃して割れました。
ガラスはそのまま学校側で直してくれて……
アッバス・キアロスタミ作品。
今回は監督じゃなくて脚本の方なんですね。
イランの映画って検閲が厳しいとか。
政府の妨害と検閲の末「子供の映画なら可」とゆうことで『友だちのうちはどこ?』が生まれたと…