yukorin

シザーハンズのyukorinのレビュー・感想・評価

シザーハンズ(1990年製作の映画)
4.6
✨ハタチの次男からの感想✨

軽いノリでみんなで見た
演出の古臭さとかで、みんな笑って何が良いのかわからん〜って感じだったんだけど

俺、今までで一番ってぐらい泣いてさ

博士が、手をつけようとしてたけど死んじゃったシーンわかる?

手は作ってたし、つけようとしてたし、つければ普通の人間だったのさ

そこ、出産の仕方が発達障害に関係しているの思い出して

たぶん、身障者も、知的障害でも
みんな響くんだろうなぁって思う

去年一番考えたことが、

「こういう生き方をしたいわけじゃないのに」だったから。

自分とエドワードを照らし合わさった

1.まず、エドワードの最初の言葉「僕は"不完全"なんだ」

2.不完全なことで、周りの人と同じように行動することができない

3.エドワードが怒りをぶつけているシーンは
自分を責めるわけでもなく、親を責めるわけでもなく、理解してくれない他人を責めるわけでもない
自分が「不完全」で生まれてきてしまったことへの怒り。

→みんなと同じように生きていきたいと思っている

4.親は、「完全」な状態にさせてあげたかったけど出来なかった


これらが全部、去年思ったことと一緒だった


シザーハンズの終わり方覚えてる?
城に篭って、毎年冬に雪を降らせるっていう

あの終わり方、俺は優しい終わり方だと思った

ファンタジーのように、みんなと仲良くなれて終わりでも良かったのに。

でも現実の"不完全"なひとたちは、みんなと分かり合えない人がたくさんいるから。

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母のわたしはせつない…

これも自分で選んで生まれて来て
これから自分の使命を思い出して
自分の使命にありがとうと言える時が
来るんだと思うよ。

だとしても

せつないねぇ〜
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