古いけど、色褪せない作品の1つ。
いつ見てもその世界観にどんどん惹かれていきます。
ジョニー・デップが完全に役をモノにしてるなぁと、改めて実感。
口数が少ないエドワードだけど、あまり感情を言葉にしない分、態度であったり、目の動きであったり、そこの演技をこなして感情を表現しちゃうのがジョニー・デップの凄い所。
映像の暗さはあまりティム・バートン感はないのですが、街やそこに住む人たちの鮮やかさやキャラクターの濃さがよりエドワードの(良い意味で)暗い部分を引き立たせているような気がします。
色使いの上手さはさすがティム・バートンです!
エドワードの純粋さと素直さが素敵な作品でもあり、改めて人間の“醜さ”と“怖さ”が恐ろしいなと私は感じました。
だれか1人のたった一言で、人と仲良くしたり、悪魔のように扱ったり、優しさを利用したり…
近隣住民の態度は凄く気にくわない作品ですが、
色のコントラストや敵わない切ない恋模様をしっかりと感じ取れる、素敵な作品です。