エドワードを連れ帰って来たペグの優しさ。この一家(主にペグの)慈愛に心が救われる。ここにいてもいい、誰しもが役に立ちたい、愛されたいと願っていることを知らされて泣いてしまう。
中学生の時友人にDVDをプレゼントしてもらって、何度も観た作品。自分の中で結構大事な作品の一つなのに何故か埋もれてしまい、夫が観たことないと言っていたので久しぶりに。(観たことのある作品をもう一度観るのに最近ハマってます)
カラフルな街の風景とは反対にモノクロの青白ーいエドワード。画面がどこを切っても面白かわいくて、美しくてその徹底ぶりに惚れ惚れする。
ダニーエルフマンの音楽も素晴らしくて、学校へ電車で通いながらMDでサントラをずーっと聴いてた覚えが。氷像のシーンで流れるメインテーマでやはり涙が出る。
毒っ気のある御伽話、気味が悪いんだけどなんかかわいい、ファンタジーのようである意味真実、ティム・バートンの魅力的な世界を紹介してくれた中学の友人に改めて感謝…