自分の中の希死念慮的な感情とどう向き合うべきかぼんやりと考えていた時に、こういう映画を観る事になるのも運命だと思った。
自分が自分として生まれてきてよかったと思える日がいつか来るといいな。
それと…
あの頃の牧瀬里穂はホント素晴らしい。
エロ社長と天使のどちらもどハマりする鶴瓶の怪演が彼女を更に輝かせるし。
だんだん感情的になってくる中井貴一も盤石で、「帰れないふたり」は何度見ても良い。
…
にごさんもびっくりの芸術映画。
「ションベンライダー」で挫折した私は、この映画が始まって、え、この距離で撮ってくれるんですか、相米さんとなる。
先日、小津映画を鑑賞した際に発見した、運動に注目す…
ところどころ見受けられる、その時代では前衛的な描写に呆気にとられたものの、全体的なストーリーと「帰れない二人」にやられました。中井貴一のトロンボーンを吹く姿がサイコーでした!!
看板の牧瀬里穂がよい…
常に引っ張り合いをしている牧瀬里穂とあてもなくオロオロする中井貴一。一見すれば中井貴一の方が幽霊的であり、牧瀬里穂の方が人間らしい。安定した直線の運動と不安定な回転の運動。ただオロオロと周りを彷徨う…
>>続きを読む©1990「東京上空いらっしゃいませ」製作委員会