ワイルド・ワイルド・ウエストのadeamのレビュー・感想・評価

90年代後半に大ヒットを連発してマネーメイキングスターとしての地位を確立したウィル・スミスが「MIB」のバリー・ソネンフェルドと続けてタッグを組んだものの、酷評の嵐となってしまった作品。
ハイテクなガジェット満載のSF西部劇コメディという斬新な世界観で、ユーモアは「MIB」からそのまま引き継がれてはいるのですが、平凡すぎるストーリーとお金をかけた割には安っぽい映像が観客を白けさせているような気がします。
クライマックスでのアクションの盛り上がらなさも致命的で、いっそ低予算のB級映画として制作されていた方が愛すべきくだらなさが出た企画だったと思いました。