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ワイルド・ワイルド・ウエストのRのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

自宅で。

1999年のアメリカの作品。

監督は「アダムス・ファミリー」のバリー・ソネンフェルド。

あらすじ

1869年、南北戦争終結後のアメリカ。陸軍のジェームズ・ウェスト大尉(ウィル・スミス「バッドボーイズ フォーライフ」)と連邦捜査官のアーティマス・ゴードン(ケヴィン・クライン「美女と野獣」)と共に南軍のマグラス将軍(テッド・レビン「底なしの世界」)を追う中で、兵器開発を行なっていたラブレス博士(ケネス・ブラナー「ナイル殺人事件」)の企みを知る。

Netflixにて。

GW映画第二弾はその当時、ラズベリー賞を軒並みノミネートされたこの作品。

舞台は南北戦争後のまさにウェスタンな舞台立て。

主人公はウィル・スミスなんだけど、黒のウェスタンハットにキレイ目のベストとシャツでスマートに決めた衣装がすごく様になっていて、カッコいい!!相棒となるゴードン役の人は全然知らなかったんだけど、こちらも女装姿で登場したりとコメディリリーフ兼メカニック担当でウィルとの凸凹コンビ感が程よく良い。

そして、それに反して所々サイバーパンクなギミックが見どころ。特に敵役のマグラス将軍の補聴器が蓄音器じみていたり、黒幕のラブレス博士(演じるケネス・ブラナーの「テネット」に続いての悪役演技がたまらない!)の下半身の車椅子のギミックが凝っていたのが「MIB」のバリー・ソネンフェルドらしい。

監督らしさといえば、テンポの良いコメディシーンだが、本作は特に下ネタが顕著でおっぱいの柔らかさの吟味するくだりだったり、巨大チンコメカだったり、そしてそして、ヒロイン役のサルマ・ハエック(ブリス〜たどり着く世界〜」)の半けつネグリジェだったりと割とど直球の下ネタが介入してくるので、家族で観るのは少々気まずいかも笑

ラストはサイバーパンク感の真骨頂とも言える巨大クモロボットが登場し、さながら怪獣映画の破壊描写、またそのメカ内で展開されるアクションはなんとなく往年のウェスタンのクライマックス的な怒涛の勢いのつるべうち。

と言った感じで、割りかし楽しめたのも事実なんだけど、やはり間延びする部分も多く、つまらないわけではないんだけど、「MIB」の監督にしては爆発力が足りない…と言った印象。

まぁ、一回観たらもう良いかなぁって感じの作品でした。

ウィルのアラビア女装は、やっぱりイケメンなだけあってこちらはこちらで似合うなぁ。つーかここにジーニーの伏線があったのか笑?
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