しの田

ワイルド・ワイルド・ウエストのしの田のレビュー・感想・評価

2.0
 スチームパンクと西部劇の親和性が高くて、設定に史実の反映が盛り込まれつつ、世界観は夢のあるもの。衣装やメカの造形に目を見張るものはなかったが、設定や背景は面白く感じた。
 そして、ウィルスミスの格好良さ。いつもの雰囲気で、このなんでもありの世界観に馴染んでいる。小さい丸眼鏡が大変良かった。
 ストーリーが王道なだけに誤魔化せてもいるが、雑なほったらかし部分も感じた。冒頭印象的だった空飛ぶギロチン風首はね機は結局重要じゃなかったし、リタはなぜ嘘をついたか、裏切った風だったのかが引っかかる。最後ウィルスミスの股間に銃がかすってたのは説明無しでべつに笑いどころでも無いのね?
 とは言いつつ、ゴールデンラズベリー賞がどんなものかは分からないがそこまで酷い映画ではなかったのではと思った。娯楽映画として十分成り立ってるよ
しの田

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