ワイルド・ワイルド・ウエストのFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

破天荒な連邦特別捜査官コンビの活躍を描く娯楽アクション作品ということで。

まず、本作はこれで２度目の視聴となるのだが、やはり思うことは変わらないですね。本作は本当に面白い。ウィル・スミスが演じるジェームズ・ウエストとケヴィン・クラインが演じるアーティマス・ゴードンが織り成すユニークな掛け合いはもちろんのこと、サルマ・ハエックが演じるリタ・エスコバーやケネス・ブラナーが演じるアーリス・ラブレスを交えた掛け合いも非常に面白い。個々のキャラクターもしっかりとしていますし、それぞれが個性的で魅力に溢れている。そして、物語としても単純明快で何も考えずに視聴ができますし、迫力のあるアクションシーンは見応えがあり、スピーディーな展開もまた心地よく、本作は娯楽作品としては良作ではないでしょうか。

ただ、前文で触れた通り、物語は単純なので深みは全くなく、迫力のある映像や個性的なキャラクターらのことしか印象に残らないので、もう少し物語に何かしらの色付けが欲しかったですね。これはこれで十分楽しめますし、決して悪い作品ではないのだが、"おふざけ映画"という認識しかできないのが残念。気楽に視聴ができる点は本作の強みだとは思いますけどね。