Nana

上流社会のNanaのネタバレレビュー・内容・結末

上流社会(1956年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

「上流社会」なだけあって、セットの豪華絢爛さや、衣装の美しさが素晴らしい

ビングクロスビー、フランクシナトラ、ルイアームストロングまで!今やレジェンドなミュージシャンたちが共演しているのもグッときちゃう

けど、2022年を生きているわたしからしたらお話しの筋書きが訳わからなすぎて、終始モヤモヤしちゃったな(もちろん、70年くらい前の映画なのだから当たり前だけれど)

もうちょっと、グレースケリーの魅力が引き出されていたらなぁと思ってしまった
(「裏窓」の知的で大胆で美しいリズのような...)

ヒッチコック映画でたくさんみたような、登場人物のバックグラウンドを推測させるような、含みを持たせる描写って面白い映画に大切な要素だと思わされたな 唐突に、たくさんの情報が織り交ぜられていたけど脳が混乱するだけでした

・プールサイドで、月明かりで踊るグレースケリー(オーロラのようなしなやかで美しい色のドレス)とシナトラ
・部屋中が本棚になっている部屋の、隠しBar
そこで歌い踊るシナトラとビングクロスビー
・ラストでグレースケリーが来ていた、花柄刺繍でメッシュのドレス
・ラスト サッチモたちの演奏するジャジ〜なウェディングソング

が好きでした
Nana

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