元CIAのエージェントだったフランク・モーゼス（ブルース・ウィリス）は、現在は引退し、年金暮らしをしていた。フランクの楽しみは年金事務所の電話担当のサラとの会話であり、フランクはサラに好意を持っていた。ある夜、フランクは武装した集団に家を襲われる。全員を返り討ちにするも敵の正体は分からず、サラにも危害が及ぶと考えたフランクはサラを拘束して強引に連れ出した。敵の正体を知り対抗するため、フランクはかつての仲間たちを頼りにサラを連れたまま、戦闘行動を開始した。
ストーリー展開が軽快で、観ていて楽しい。緩急がしっかりついていて、コミカルな部分と緊迫感がある部分がバランス良くあって退屈しなかった。
フランクたちRED（※）が個性的で愉快で、その行動一つ一つが面白かった。個人的にはジョン・マルコヴィッチ演じるマーヴィンがお気に入り。見た目おじいちゃんなのに機敏でよく働く。
少数の高齢者が無数の若年者集団を翻弄していく痛快さはこの作品ならではだと思う。非常に面白かった。
※RED＝引退した超危険人物（Retired Extremely Dangerous）
