Jaya

鯉名の銀平のJayaのネタバレレビュー・内容・結末

鯉名の銀平(1961年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

元ヤクザの船大工銀平が友人の卯之吉にお市を取られて飛び出し戻ってきたついでに卯之吉夫婦を助けるお話。二人がイケメン過ぎて浮いている気が。

カメラワークが特徴的で楽しい。特に人物を真正面から捉えるいくつかのカットが印象的でした。かなり時代がかった劇伴が、カッコいいような違うような。

お市ちゃん、男2人振り回しといてその言動は酷くないか…。殆どの人が心の裡を曝け出す台詞を吐いてくれるのが退屈でした。クライマックスの船のシーンは舞台の面白さもあり、撮影も美しかったです。殺陣も退屈ではないけど盛り上がりに欠ける感が。

人物にシッカリと焦点を当てたような股旅ものという感じでしたが、それでも王道時代劇の色は強く、平凡な印象が強かった映画でした。
Jaya

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