愛する時と死する時の作品情報・感想・評価

『愛する時と死する時』に投稿された感想・評価

pika

pikaの感想・評価

3.5

ドイツ人であるサークがアメリカへ亡命した後に息子の戦死を知ってドイツ人の視点から作った反戦映画。

青年が休暇をもらって地元へ戻り好きな女性ができるがまた戦場へ戻らなければならず。。という題名そのま…

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LeMasT

LeMasTの感想・評価

4.0

ダグラス・サーク監督の戦争メロドラマ。メロドラマが本当にお上手で。

主役はジョン・ギャヴィン。ジャン・ギャバンじゃありません。

爆撃シーン、爆発シーンが見事に表現されています。臨場感があります。…

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サークが凶悪なのでは無い。戦争が凶悪なのだ。
サークが無慈悲なのでは無い。歴史が無慈悲なのだ。
サークの底意地が悪い訳では無い。神の底意地が悪いだけなのだ。
ラストの幸せの絶頂から不幸のどん底、ある…

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愛と死は振り子のように。どちらも手ぬるく描いたりはしない。ストレートなメロドラマでありながら甘っちょろさは欠片も無く、その平行線上で血と暴力に塗れた戦場の地獄を徹底的に描いてみせる。腐敗して黒く変色…

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ビンを落として割り、グラスを投げて割る。爆撃で建物が破壊されていく。モノが壊れる様子で愛情も描けば死も描く。2時間強全力でタイトル回収を強烈なショットとアクションの積み重ねで行なっていく。とても凄い…

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い

いの感想・評価

3.7
容赦ないな
ラストはゲームオブスローンズ並みの容赦の無さ。
apple

appleの感想・評価

3.8

冒頭とラストの戦場のシーンで、メロドラマの部分を挟む事で戦禍での愛の存在が強くなる。死と隣り合わせでも、未来に希望を持ち未来を描くことの尊さ。
ラストは恩を仇で返されたような形だったけど、彼らがした…

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記憶ほぼないがサークによる超傑作戦争映画。
要再見。

メロドラマにも関わらず、戦場の悲惨な血生臭さを隠すことなく描いていて素晴らしかった。愛と死が常に隣り合わせになっている戦時中にあって、彼らが愛を交わす瞬間には必ず死の匂いがする。その象徴としてのラス…

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