てくのすけ

怪盗グルーの月泥棒 3Dのてくのすけのレビュー・感想・評価

怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)
4.0
構造としては完全に『アニー』だけど、CGアニメならではのコミカルな描写やグルーの車や家などの独特なデザインが楽しいし、盗む対象がスケールでかいためどうやるんだというのも興味深い。小さい子より分別ある大きい子で泣かせにくるのにはやられた。遊園地のシーンは凄くイイ。

特筆はやはりミニオンズという傑作キャラを生み出したことでしょう。かわいさも憎たらしさもある、数がいるのに個性がある、ドタバタも細かい芸もできる。続編で大フィーチャーされるのも納得。あれはなんなの?バナナの妖怪?

吹替で観たらグルーの声が鶴瓶だったんだけど、上手い下手以前にどうしても鶴瓶の顔が浮かんでしまう。声の人の顔が浮かぶ吹替は没入感に欠けるのでダメです。『シュレック』よりはマシだけど。ちなみに原語での声はスティーヴ・カレル。
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