Gierck

死の砂塵のGierckのレビュー・感想・評価

死の砂塵(1951年製作の映画)
4.3
ラオール・ウォルシュ監督、シド・ヒコックス撮影。
死の谷、白熱に続きラオール・ウォルシュ×ヴァージニア・メイヨのコンビで、ウォルシュは同じ役者とのコンビを3-4本続けるのが、好きなようである。 
ただカーク・ダグラスとは本作1本のみのようなので、悪人だか善人だかよくわからないダグラスとは相性が良くなかったのかもしれない。
タイトルともなっている砂塵や灼熱の舞台装置もあまり活かしきれておらず、ウォルシュらしくない部分もあるが、ラストの暴れる馬を利用したシーンや、丘の地形を活かした銃撃戦など、ウォルシュの空間認識力の高さを感じることができる。
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