このレビューはネタバレを含みます
映画界のパンク・ニューウェイヴ。
「黄金時代」とは、よく名付けたもの。
1930年を生きていない私たちが、偏愛、皮肉と、おおざっぱに言語化してしまうのは容易い。
想像力の泉であるルイス・ブニュエルの…
トイレ流したら流す音と共にマグマの映像が流れるシーンを筆頭に、めちゃくちゃ映画的な最高のシーンが詰まってる
独裁者だったり宗教の指導者を不道徳的な存在にしたみたいな話の内容
シュルレアリスムに…
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85点
サソリの生態。
海岸岩場で数人の司教(マジョルカ人)宗教儀式。マジョルカ人上陸を阻止しようとする飢えた賊(原住民的比喩?)は儀式の場へ向かうが次々と行き倒れていく。
時は流れ、沢山の民…
帰ってきたブニュエルのシュルレアリスム世界。50分と伸びた尺にあらゆる形の大胆な表現を詰め込んだ傑作。シュールという言葉に相応しい独特な表現が続き、観る人を飽きさせない。直接的なグロテスクな表現は大…
>>続きを読む社会秩序(階級)・宗教観・既成概念を否定し反抗し破壊の道へ、不条理な奇天烈概念を侵蝕させるブニュエル&ダリのシュルレアリスム世界は凶夢か吉夢か。(ダリは途中降板してるらしいが)
様々な刺激的シーン…
ゴダールが映画を形容詞で定義することの不確かさに別の形で答えるために見る必要があると言っていた「ある種のものごとを侵犯する」映画
「かりに諸君が「僕の恋人は美人だ」というとしても、それではその恋人…