富裕層・権力者やキリスト教への批判等々を其処彼処に散りばめつつも、規範や建前を取っ払った後に人の深層に渦巻く利己的な欲望なり嫉妬なりの醜い本性をシニカルな視点でブラックコメディ的に描き出す。いつもの…
>>続きを読む衝撃を受けた。
とにかくイメージの洪水と、それらの連想ゲーム。映画は目で見るものだ、ということを思い出させてくれる。
犬を蹴飛ばすところで爆笑した。
バイオリンも蹴飛ばす。意味は知らん。
盲目の人を…
自由の幻想みたいなシュールレアリズム大喜利大会って感じもあるし、キリスト教を馬鹿にしてる感じもあって楽しい
バイオリンを石ころのように蹴っ飛ばしたり、牛がベットにいるのもそこまで驚かなかったり、イ…
このレビューはネタバレを含みます
海岸の岩場でミサをあげる大司教
海辺にたたずむ骸骨に神を感じる。
その神秘を感じさせる神聖な場所で女性と戯れる男
犬を蹴り飛ばし可愛い虫をも踏み潰す。
ポスターに看板、不埒な妄想と
指を咥える時の至…
初めて見たときはブニュエル作品をほとんど見ていない状態だったので、何を伝えているのか込められた比喩や暗示的な意図を汲み取るのに精一杯だったが20余作品見てから見直すと少し冷静に見ることができた。
映…
この作品は、前衛映画としての強さ鋭さと、ナラティブ映画としての豊かしたたかさの両方を供えている、それも互いに高い頂点的レベルで、という意味で映画史上の最高作と読んでもいいのだと思う。
初めて観た…