呪怨 白い老女のおじじのネタバレレビュー・内容・結末

呪怨10周年の新シリーズの片割れ。呪怨で周年記念という字面よ。
今回は俊雄くんがちょっと出るくらいで伽耶子さんはおやすみ。その代わりのおばあちゃんは毎回出てくるレベルなので忙しい。致命的なのはおばあちゃんがビジュ的に全く怖くないこと。ひたすらジャンプスケアでびっくりするだけ。あと例の声が喧しいくらい大きい。
次々と呪い殺されていくのをオムニバス形式でやっていくのは相変わらず。時系列は過去シリーズよりも分かりやすい。ぽんぽん人が死んでいって展開が早い分、前作までのようなキレキレの怖がらせ大喜利は失われた。お母さんが同じセリフを繰り返すところと、ムロツヨシの弾けっぷりはとても良い。
ただのホラー映画として見ると普通だけど、呪怨続編として見るとかなり厳しい。