猿山リム

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃の猿山リムのレビュー・感想・評価

2.5
 ようやく鑑賞したエピ2。
 エピ1から10年後が舞台。

 三部作の真ん中で、エピソードの1と3を繋ぎ、且つ4以降へも運ばねばならない縛りの中の物語。
 ジェダイとは何なのかを語り、アナキンがどうしてそれを受け入れられなくなるのかといった辺りが肝なのかしら。
 物語の黒幕と、戦争の始まりと帝国な感じを匂わせ続く。

 4の頃から日本人には当たり前すぎて気づきにくいことだけど、挨拶にお辞儀をしたり何かと一礼や会釈と日本文化が強いのよね。
 衣装も和な空気。甲冑を意識しているという話もあるし。
 そして、ジェダイの教義は、本来の仏教なのね。
 全ての雑念を捨てる。
 「愛」も執着に繋がる煩悩として捨てるべきモノというのが、本来の仏教・・・って某京極堂の店主も言ってた。
 でも多分、映画を通じて仏教の教えを云々なんて気はさらさら無く、ジェダイの行動指針について考えていって辿り着いた道がたまたま仏教と同じだったんだろうなと言う気もする。
 
 この「クローンの攻撃」そのものの感動というのは薄いんだけど、3でどう締めるのか・・・そしてこの2と3が同4に繋がっていくのかが楽しみ。

 ヨーダのアクションがかっこよかった。
 Xb360版の「ソウルキャリバー4(PS3は有料のダウンロードで買えるかな)」を復習したくなった・・・。
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