kkkのk太郎

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃のkkkのk太郎のネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

SF超大作『スター・ウォーズ』シリーズの第5作にして、「プリクエル・トリロジー(新3部作)」の第2作。

前作から10年後、銀河共和国の結束が崩れ、分離主義勢力が力を増していく中、元老院議員パドメ・アミダラ元女王の暗殺未遂事件が発生。
彼女の命を守る為、オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーに警護の任が降る…。

監督/脚本/製作総指揮/原案はジョージ・ルーカス。

○キャスト
オビ=ワン・ケノービ…ユアン・マクレガー。
パドメ・アミダラ…ナタリー・ポートマン。
メイス・ウィンドゥ…サミュエル・L・ジャクソン。

○新キャスト
成長したアナキン・スカイウォーカーを演じるのは『ヴァージン・スーサイズ』『海辺の家』のヘイデン・クリステンセン。
パドメの侍女であるドーメを演じるのは、当時は母国オーストラリアで活躍していた、名優ローズ・バーン。

第23回 ゴールデンラズベリー賞において、最低脚本賞を受賞🌀

パドメ元女王の暗殺未遂、謎の惑星カミーノのクローン軍団、分離主義勢力を率いる元ジェダイ・ドゥークー伯爵、通商連合により製造された大量のドロイド兵、連れ去られたアナキンの母・シミ、パルパティーン最高議長に委ねられた非常時大権…。
あらゆる出来事が一つに繋がり、ついに勃発する「クローン戦争」⚔️💥
そしてその背後で暗躍する謎の存在、ダース・シディアスとは?
あれよあれよという間に事態が悪化していき、気づいた時には既に戦争が始まっているというこのヌルッとした展開は、現実世界でも起こりうるようなリアリティを孕んでいる。壮大な陰謀が描かれていながらも展開に無理はなく非常にスムース。上手い脚本だなぁと感心しました✨

『ブレードランナー』的未来都市でのカーチェイス、ジャンゴ・フェットvsオビ=ワン、ジェダイの騎士揃い踏みの大バトル、ついにライトセーバーを抜いたヨーダなど、往年の『スター・ウォーズ』ファンが観たかった展開のオンパレード!
特に後半40分は怒涛の如くアクション要素が押し寄せてきて、退屈している暇は全くありません!!

コルサント、ナブー、タトゥイーン、カミーノ、ジオノーシスと、舞台となる惑星が目まぐるしく移り変わるのも本作の見所の一つ。
気候や環境、住人が全く違う星々の様子を観察することが出来、まさに星間旅行をしているような夢心地を味わえます…🤤🫧

「こんな面白い映画がラジー賞なんて考えられへん💢」…という気持ちがある一方で、「まぁそれも宜なるかな」という思いもある。

というのも、アナキンとパドメの恋愛要素がとにかく邪魔っ!
とにかくアナキンがキモすぎる…。異常なまでにパドメに執着する様は、ほとんどサイコパス・ストーカーである😱

オビ=ワンが社畜の如く星々を飛び回ってお仕事をしている間、アナキンはパドメと乳繰り合っている。
ほんまにこの色ボケは…。
オビ=ワンのパートが魅力的で面白いのに、それを邪魔するかのようにアナキンとパドメのキャッキャウフフがインサートしてくる。
しかもそのラブシーンが悉くダサいっ!もうゲボが出そうや🤢
アナキンとパドメの件を大幅にカットするだけで、この映画の評価は今とは全く違うものになったのではないだろうか?

いちいち生意気だし、勝手に持ち場を離れるし、挙げ句の果てにはパドメを連れて激戦地にやってくるし…。
しかも最強クラスの能力を持っているはずなのに、全く見せ場がない。ドゥークー伯爵にワンパンK.O。こいつホンマなんやねん一体…。
闇落ち寸前の未熟な若者、というキャラクターなのはわかるんだけど、一応このトリロジーの主人公なんだから、もう少しカッコいいところがあっても良かったのではないでしょうか?

めちゃくちゃ良いところとめちゃくちゃ悪いところが交互にやってくるという、なんとも不思議な作品でした。
兎にも角にも物語はいよいよ大詰め!オビ=ワンがんばえ〜〜っ!!

…ただの色ボケ兄ちゃんになってしまったアナキンだけど、冷静に考えるとパドメが悪い気がする。
服装エロすぎんだろ!?
ボディライン出しすぎ!露出多すぎ!
禁欲しなきゃいけない身なのにも拘らずこんな女子と一つ屋根の下で暮らしていたら、そりゃ気も狂うわ💦
性の乱れはフォースの乱れですね。
kkkのk太郎

kkkのk太郎