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スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃のryo0587のレビュー・感想・評価

3.5
ファントム・メナスの劇場鑑賞の勢いそのままに再鑑賞。EP1と同じくプリクエルでは1度観たきりで軽視していた作品。

なんと言ってもクライマックスのジオノーシスの戦いの画のセンス・オブ・ワンダーに尽きる。
ライトセーバーとビームと空想ガジェットが入り乱れ、ルーカスがやりかたった「宇宙戦争」のビジュアルにワクワクさせられっぱなし。

ドゥークーの優雅な剣捌きも差別化されていて貫禄たっぷり。
ヨーダ出陣はファンサービス色が強いが、これを観たかった層からすればたまらないだろう。

ヘイデンの棒読み?な少しトロい言い回しは気になるが、より強大な力を欲するようになる母との死別や衆愚に陥った共和性よりも場合によっては独裁制もやむなしとすふ政治信条の吐露だったり、アナキンの危うさを示す挿話もバランスよく織り込まれていて見応え十分。

オビワンとの絡みが少ない中で不満を口する場面が目立つのが不穏。

メロドラマパートもあまり抵抗なかった。そりゃ19歳そこらだものナタリー・ポートマンを前にして激情に駆られない方が不自然よ。
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