たむランボー怒りの脱出

ロリ・マドンナ戦争のたむランボー怒りの脱出のネタバレレビュー・内容・結末

ロリ・マドンナ戦争(1973年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

傑作『バニシング・ポイント』のリチャード・C・サラフィアン。映画秘宝のムックで読んで高校生の頃からずっと見たかったやつ。アレックス・デ・ラ・イグレシアみたいなドタバタで楽しいやつを想像していたが全然違って、かなり暗くて地味で異様な映画。冒頭からしばらく写真だけで見せたり、最後も唐突に写真になって終わる。アメリカンニューシネマのこういう演出は他に同年のリチャード・ハリス主演『死の追跡』とか色々あったりするが、こういう演出がまあまあ好き。『ハズバンズ』とか。藤田敏八も静止画よく使うが、あれは写真とかじゃない。でも藤田も好き。