おばけシューター

少林サッカーのおばけシューターのレビュー・感想・評価

少林サッカー(2001年製作の映画)
3.7
アレっ、レビュー書いてなかった。DVDが実家にあり子どもの頃何度も観た思い出の作品!

チャウシンチーの「お前らが見たい中国をみせてやる」と言わんばかりのわざとらしいにも程がある演出!ダサくないところが特にない!強い!もし海外の人が作ってたら香港馬鹿にしてんのかってクレームが止まないよ

しか〜〜し!落ちに落ちぶれた男たちがワンサゲインするストーリーはやはり素直に熱くなるものがあり、例の覚醒するシークエンスも苦笑しつつも頷いてしまう!確かにアクションが優れてるところもあるし、やっぱりこれが今でも観たい香港映画なんだよなぁ。
いま見返しても悪くないところは結構あって、生卵の天丼、最初の試合のふざけたフェイント、その試合で戦場と錯覚する演出なんかは普通に良い。よくよく考えると少林メンバーだけじゃ人数が足りずよく見るとチームに知らんやつが混ざってるのも面白かった(これはギャグじゃないんでしょうが)

個人的にお気に入りなのは敵チームのキーパーで、ボールを片手でキャッチした後のドヤ立ち(4カメ入ります)、わかりやすい悪役演出のためにチームメンバーは喋らないことを徹底してたのにうっかり「あっちだけど…」と喋ってしまったり、彼に関しては特に悪い事してないのに最後は無駄に全裸にされる仕打ち(なんで彼だけ…)。おいしい。幸せになってくれ…