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少林サッカーのwawvv808のネタバレレビュー・内容・結末

少林サッカー(2001年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

サッカー界のスターであったファンは、チームメイトで子分だったハンから八百長を持ちかけられ小切手を受け取るが、試合でわざとシュートを外したことによって激怒した観客に襲われ、足を大怪我して引退。しかも、その小切手も不渡りであり、完全に落ちぶれてしまった。

20年ほどが経ち、ハンはサッカー界の絶対的な実力者へとのし上がっていた。いまやハンの雑用係となっていたファンは、ハンの配下のサッカーチームの監督を任されるという話を反故にされて、ハンに怒る。ハンはファンに、脚が使えなくなったのも八百長に手を染めた欲深さが原因ではないかと嘲笑い、さらに「実は観客が騒ぎを起こしてファンを襲ったのは、全部自分が仕掛けた」と真相を話す。

自責の念と悔しさで街をうろつくファンは、少林拳の達人で清掃員のシンと出会う。シンはファンに少林拳の効用を説き始める。シンは幼い頃から辛い修行に耐えて武術を修めたが、現代中国の大都市では武術を生かす仕事はないうえに、武術以外のことをなにも知らないのでつぶしがきかず、清掃のバイトに身をやつしながらも少林拳の普及を夢見ていた。

自身の不自由な足を指摘され、一旦はシンの無礼さに怒ったファンだったが、やがてシンがサッカーボールで不良軍団を退治する場面に出くわし、サッカーを勧める。サッカーは少林拳の宣伝に使えるかもと考えたシンは、ファンと共に修行の歳月をともにした5人の兄弟弟子たちを訪れる。しかし、兄弟弟子たちは武術の道を諦めて仕事に追われたり職探しをしており、シンの誘いを断る。だが、シンの少林拳普及の熱意と、サッカー全国大会の賞金の話に刺激されて全員シンの元へ結集し、ファンの指導下でサッカーチームを組んだ。

最初の練習試合の相手は、以前シンが叩き伏せた不良たちのチームで、サッカーの素人で体もなまっている少林チーム「少林隊」は、ラフプレーで倒されたうえにリンチにあってしまう。しかし、その最中に兄弟弟子たちは覚醒を起こし、超常的な技を蘇らせて不良チームを倒す。仲間に入れてくれと頼む不良たちの参加で、少林チームは11人の選手をそろえて全国大会に臨む。

少林チームは少林拳とサッカーの融合で大会を勝ち進み、注目を集める。シンは以前から、饅頭屋で太極拳を使って饅頭を作るムイという若い女性の実力を認めており、友人としてつきあっていた。ムイはシンに友人以上の感情を抱くが、シンは鈍感でなかなか気づかないうえに、全然似合わない精いっぱいのメイクを思い切りけなしてしまう始末だった。しかし、あばただらけの顔で自信の持てなかったムイは、シンたちとの交流で少しずつ自信をつけ始める。

少林チームは強敵を倒してついに決勝に進むが、その相手はサッカー界の権力者ハンが監督するデビルチーム「魔鬼隊」であった。ハンは新型薬物のドーピングと謎の科学トレーニングで選手たちを強化しており、デビルチームは少林チームのプレイをことごとくはねかえす上にラフプレーで少林チームの選手を潰してゆくが、ハンに買収されている審判や大会関係者は全く問題にせず反則をとろうともしない。

ついに7人だけとなり試合続行が不可能になった少林チームだが、丸坊主になり男装をしたムイが登場し、試合は続行される。ゴールキーパーになったムイは敵チームのシュートの餌食になるかと思われたが、襲い掛かるボールを太極拳で受け流して完全に支配し、シンにボールをパスする。シンの放ったシュートはデビルチーム全員とゴールポストを吹きとばして決勝点となった。

少林チームが優勝した一方、ハンは禁止薬物使用で逮捕され、全国的に武術が大ブームとなった。数年後、武術の達人だらけになった街角の上方には、武術ブームの立役者であるシンとムイのカップルが表紙になった雑誌の広告が掲げられていた。

Wikipediaより

テレビで見た次の日にみんなで真似したのはいい思い出。
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