キングコング、眼下の敵、ゴジラと色々ごちゃ混ぜな怪獣映画。表層的には怪獣映画のツボをおさえてると思うので結構楽しめる。親ゴルゴのロンドン破壊シーンは良かった。
辟易させられるような余計な人間パートはなく、ある程度は怪獣が主役となっている。ただし、その背景とか重層的な部分はあっさりしているので、親ゴルゴがロンドン破壊する場面は良かったねで終わってしまう所が残念なところだ。ストーリーはほぼキングコングなだけに、キングコングをニューヨークに持ってきて見世物にしようとしましたの部分に海戦とロンドン破壊をくっつけたのでは物足りないなと思ってしまう。すごいでっかいピースで作られたコラージュって感じ。