『ガッパ』(日活)に似てました。
イギリス製の着ぐるみ怪獣映画。
アイルランド沖で見つけた怪獣を捕獲してロンドンに連れて来たら、親怪獣が怒って連れ戻しに来たっていう、『大巨獣ガッパ』そのまんまのお話し。
前半の幼獣捕獲のあたりに深海の財宝の引き上げの陰謀が絡んできて、どうなるんだろうと思わせるけど、結局そのことは本編とは何の関係も無し。
怪獣を見つけると見世物にしたがるというのは『キングコング』の頃からの西洋怪獣映画の常套展開なんでしょうか。
もっとも、『キングコング』しか知らないけど。
そういう意味では日本の怪獣映画ってのはなかな進んでたんだなぁと思うのでありました。『ゴジラ』における反戦・反核の情念や恐るべしではないですか。
まあ、ラスト、ロンドンの街がバリバリと破壊されるシーンは楽しく見ることが出来ましたけどね。
2017/8/21 21:18
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