まるまる

怪獣ゴルゴのまるまるのレビュー・感想・評価

怪獣ゴルゴ(1959年製作の映画)
3.5
1959年。イギリスの映画だそうです。
着ぐるみ怪獣映画。

小学生の頃、怪獣が大好きで、ウルトラ怪獣とか、東宝怪獣とか、買ってもらった本で全部憶えてました。
フォローさせてもらってるレビュアーさんのレビューで、初めてこの映画を知りました。
ありがとうございました(^^)/
パッケージ写真を見た時の衝撃w
このポスター欲しいw
そう思って、アマゾンで”怪獣ゴルゴ ポスター”で検索かけたら、アンジェリーナジョリーのトップレスポスターが引っかかった。なんでやねんw
http://www.allposters.co.jp/-st/Gorgo-Posters_c46372_.htm
↑こっちでは売ってたけど、ボクが欲しいのは、こういうのじゃないんだなぁ。残念。
昔感じた懐かしい衝動に突き動かされて、ツタヤの取り寄せレンタル初めて使って、借りて観ました。

映画、よかったですよーw
舶来ものの怪獣は、やっぱり足が長かったw

映像がよかったですねー。
レトロ感半端ないw
ナレーションは、コンバット「Starring! Vic Morrow!」でおなじみ「!」「!」多用の、あの口調w
時折挿まれる、戦闘機や軍艦、怪獣に怯える猛獣のリアル映像。
当時は、映画用に撮影されたフィルムだけじゃなくて、他からよく借用したそうですね。
夜のシーンなのに、昼の猛獣の映像挿むとか、こういうのも昔っぽくて、なかなか良いですw
木製甲板の空母から離発着するレトロなジェット戦闘機とか、妙に丸っこいレトロトラックとか、手動ベルかき鳴らして走るレトロ消防車とか、当時のレトロビークルもすごくイイw

ロンドンの町を壊しまくる怪獣ゴルゴ。
円谷プロのミニチュアもすごいですけど、こっちはさらにスゴイ。
ビッグベンはじめ、イギリスの建築物がスゴイことになってますw
夜のピカデリーサーカス。赤い煙をバックに、いまにも届きそうな距離に見える怪獣ゴルゴ。
映像がすごいイイw

ついでに、逃げ惑う人々もスンゴイことになってますが、そこは昔の特撮映像なので「おお!」「おお!」と楽しめますw「この世の終わりだ!悔い改めろ!」おーw

もう60年も前の映画ですから、ツッコミを入れながら観るのが、正しい見方ですよね。きっとw
「おい、そこの逃げ惑う紳士淑女のみなさん。何怪獣の進行方向に逃げてんだよw」とか「おい、少年。何いい顔して笑ってんだよw」とかw
その怪獣俯瞰ショットは、セットの壁の際が見えてるぞ、ヤバい!とかw

一つ一つのカットが、アートっぽくて良いですw
エンドタイトルがまたイイw

外国の怪獣が見られればそれでイイくらいに思って観たのですが、思った以上に、かなり楽しめましたw

60年代のポップアートやら小物やらに囲まれて、ビートルズとかかけながら、この映画を無音で流した部屋で、優雅に紅茶飲みたい。そんな映画。

レトロな空気に包まれてみたい人は是非!
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