ハートマンの罵倒が1番の見どころであることは間違いない、もう笑っちゃうくらい流暢に次から次へと汚い言葉で新兵をこき下ろす。
"yes"のセリフを100通りに意訳するで悪名高い戸田奈津子の翻訳を却下して翻訳家をチェンジさせたキューブリックのファインプレイもあって、そびえたつクソ、微笑みデブ、頭がマンコするまでしごいてやる、等のセリフが飛び出す翻訳も見どころである。
ランニングしながらのクソみたいな歌たまらん。
キューブリックはこの映画を反戦映画ではないと言う。
微笑みデブとジョーカーの友情も、微笑みデブの発狂も、農民をただただ撃ち殺していたヘリのドアガンナーも、ただそこにある戦争を描いたのだ。
ホント戦争は地獄だぜ。