オーウェン

スリーパーのオーウェンのレビュー・感想・評価

スリーパー(1973年製作の映画)
3.6
主演と監督を兼ねるのはいつものウディ・アレンだが、まさかSFというジャンルにまで手を出していたのは知らなかった。

200年前に冷凍睡眠したマイルズは未来の世界で目覚める。
そこは現世とあまりに違い、追われたマイルズは召使いロボットに扮する。
そこで家主であるルナと出会うことに。

アレンならではの風刺をコメディという形で表現しており、軽妙なトークもさることながらアレン自身が若いので、動きで笑わせてくれる。

ベタなものから、体力を使ってのサイレントなやり取りなど、チャップリンやキートンの時代を意識しているかのよう。

前半の方が笑えるが、後半は少しアイデア不足という印象を受ける。
それでもアレンのコメディアンとしての力量を確認できる一品。
オーウェン

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