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見知らぬ乗客のPoMooNのレビュー・感想・評価

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)
3.3
1951年、今から72年も前の作品でモノクロ。なのに、飽きさせない手腕が流石、ヒッチコック。

ブルーノの二面性とサイコな部分がヒタヒタと近寄ってくる、ゾワゾワとする恐怖。有名テニスプレイヤーなだけに、私生活を知られてブルーノにじわじわと交換殺人を迫られるガイがどうするのか?交換殺人を受けるのか?ブルーノの網から逃げられるのか?それとも反撃に出るのか? 人間の心理描写もヒッチコックらしい。
ラストの回転木馬の暴走は手に汗握る💦💦

蛇足: ヒッチコックの娘、パトリシア・ヒッチコックも出演している事を知ってると、更に興味深く見れると思う。(目元がお父さんに似ているような?)
No.1229
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