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見知らぬ乗客のNNNのレビュー・感想・評価

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)
3.0
テニスコート客席のショットをはじめとし、ロバート・ウォーカーがファーリー・グレンジャーをつけ回して監視するショットは絵面が面白いけど、巻き込まれモノとしての "引力" は他のヒッチコック作品と比べて今ひとつ弱い印象を受けますな~。

追いかけられてるわけじゃないから逃げなきゃいけないこともなく、見知らぬ土地ではないから現在地を見失うこともなく、彼女が彼をすぐに信じてしまうから誤解を解く必要性もなく、サスペンス的興味をそそるポイントってロバート・ウォーカーの面倒臭さのみだと思うのですが、そんなにこわいですかね、、と。
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