1830年代から1880年代にかけて50年間に及ぶ開拓者一家の人生を親子三世代に渡りオムニバス形式で織りなす一大叙事詩。
第1話。1930年代、東部の農民プレスコット一家は開拓のため西に向かう。ビーバー毛皮売りの罠猟師ローリングスに恋する長女イヴ。『素晴らしき哉、人生!』のジェームズ・スチュワートが罠猟師役。
第2話。10年後、酒場の歌手になったプレスコット一家の次女リリーは馴染み客から金鉱の相続権を譲り受け、賭博師クリーヴに狙われるも惹かれ合う2人。『スター・ウォーズ』のレイア姫キャリー・フィッシャーの実母デビー・レイノルズがリリー役、賭博師役はグレゴリー・ペック。
第3話。プレスコット一家の長女イヴの息子ゼブは従軍中の父を追って南北戦争に志願する。ゼブ役は80年代TVシリーズ『特攻野郎Aチーム』のリーダー、ハンニバル・スミス役で有名な若き日のジョージ・ペパード。ジョン・ウェインも出ているよ。
第4話。騎兵隊の隊長となったゼブは鉄道工事を先住民から守る任務に就く。バッファローの大群が押し寄せてくるシーンは圧巻です。
第5話。
夫を亡くしたリリーは西部で保安官になった甥ゼブに会い、ゼブは列車強盗団と戦う。強盗団のボスは『続・夕陽のガンマン』汚ねぇアグリー役イーライ・ウォラック、その手下はハリー・ディーン・スタントン。
昔のハリウッドスター豪華共演で、西部カリフォルニアを目指しゴールドラッシュ、南北戦争、鉄道建設に大列車強盗と西部劇の醍醐味を楽しめながらアメリカ近代史も学べます。
