たな会No02

人生劇場 飛車角と吉良常のたな会No02のレビュー・感想・評価

人生劇場 飛車角と吉良常(1968年製作の映画)
4.0
辰巳柳太郎がまじでかっこよすぎてちびりそうでした。粋で憧れちゃうなぁ。やっぱ内田吐夢のカメラワークは最高ですよね。ラストの殴り込みは宮本武蔵さながらのモノクロシーンなんですが、こちらは手持ちカメラでおっかけて緊迫感がありました。手ブレするカメラとたじろぐ敵役が見事ですし、本懐遂げたのちにカラーに切り替わる瞬間が藤純子のショットで、だいぶやられましたね。悲しい話ですが、左幸子の面倒見のよく先輩役のかしましい感じとか最高です。