ヤクザ二人の男と一人の女の行きつく先。
人生劇場 飛車角の内田吐夢版リメイク。
話はオリジナル版を大筋でなぞっているものの、より男と女の話を中心にしていてスッキリ見やすい。
ショットやセリフ、…
何度も映画化された尾崎士郎の『人生劇場』。本作の監督である内田吐夢も1936年に日活で青春篇を映画化しており、セルフリメイクのようでもある(残念ながらこちらは未見なので比較出来ないが)。そんな内田吐…
>>続きを読む1968年の内田吐夢監督作品。
1963年の1作目のリメイクだけど、あんまり面白くなくて驚いた。吉良常を主眼にして描くのはいいが、人物の関係性、特に宮川とおとよの描写が甘くて筋運びが微妙。悪い意味で…
カメラを回し続けて、誰かが出て行った後に入ってくる人を撮ったり、カメラの後ろで何かが行われた結果が前に立ち去ったり、と同一ショットに複数の行動を収めるというのがくどいほど多い。
高倉健が殴り込みに入…
鶴田浩二の人生劇場シリーズもこれで終わり。最終章に出てきたのは、内田吐夢監督だった。唯一の任侠映画だ。ただ内容は、1作目で大体分かっているので、その焼き直しである。藤純子は、美人だが色っぽくない。最…
>>続きを読むすんごくいい。あの二つのカチコミシーン。特に鶴田浩二になってからのカメラの躍動感。『宮本武蔵 一乗寺の決斗』終盤の立ち回りでもモノクロにしてたけど、これもドキュメンタリータッチにしたかったのだろうか…
>>続きを読む構図と殺陣は流石の内田吐夢で良く出来てるが、飛車角と吉良常のそれぞれの話があまり食い合わさってないように思える。
それでも辰巳柳太郎が画面手前で寝込んでいる時に、奥では松方弘樹が銀杏の木をぼうっと見…
60年代に鶴田・高倉の任侠劇を作り続けた東映の一本
似たようなのがいっぱいありすぎてどれを観たら良いか分からんので、とりあえず内田吐夢をあてにしてこれを観た
飛車角、吉良常、宮川の三人がそれぞれ…