このレビューはネタバレを含みます
ちょっと厳しめの採点だが、この映画は破綻していると思った。
映画をそれなりに見る人なら、すぐに展開が読めてしまうと思う。
じゃあサスペンスじゃなくて、ドラマなのかというとそれも中途半端。
もしドラマならもっと、人々がどうやって受け入れていくのかに焦点を当てないとだめだと思う。
セラピーに来ていた口の悪い女性は脇役の割にその過程がちょっとだけ描かれるが、メインの人たちは受け入れるというより、恐怖の中で無理やり気づかされるだけ。
それなら初めから無理やり説得でいいじゃないと思ってしまう。
そんなわけで中途半端な映画になってしまっている。
エンドクレジットの交差点の映像が綺麗だった。