万事絶好調

アナタハンの万事絶好調のレビュー・感想・評価

アナタハン(1953年製作の映画)
4.2
アマプラの残念画質とはいえありがたや〜ありがたや〜。
京都のスタジオにアナタハン島のセットが組まれ、英語のモノローグはスタンバーグ自身によるもの、というなかなかの珍作。アナタハンの面々の帰国から数年で撮られたというスピーディーさも気になる。Okazakiなど、苗字のみの雑なクレジットも気になる。
台詞は少なく、モノローグも不思議な距離感というか冷静さがあり、ヒトというへんな生きものの観察記みたい。ケイコが死者の幻影を見るラストシーンが禍々しすぎ、美しすぎて大悶絶。スタンバーグは映画のシメかたが異常にかっこいいイメージ。もっといろいろ見なきゃ〜。
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