Jumblesoul

夜も昼ものJumblesoulのレビュー・感想・評価

夜も昼も(1946年製作の映画)
4.0
20世紀の最も偉大な作曲家コール・ポーターの半生記。
ポーター作の曲を聴いていると、色々な思い出が蘇ってくる。音楽に何の興味の無い人が観ても、凡庸なメロドラマにしか感じないと思うので観なくてもいい作品ではある。
映像が残っているはずもない、あの時代のブロードウェイ等の舞台再現を見る事ができるのが貴重。特に素晴らしいのが『Just One Of Those Things』のタップダンスと、トロピカル調の『Begin the Beguine』だ。
映画製作当時はポーターがまだ存命中だった事や保守的な時代という事もあり全く描かれないが、実はゲイだったというエピソードを知っていると映画の印象が変わるかも。真実を知っても結婚した奥さんのリンダには敬服しかない。
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